子どもに英語を習得させたいけれど何をすべきか分からず、時間だけが経ってしまう人も多いですが、乳幼児期に何もしないのはもったいないです。
私は息子が1歳頃からおうち英語(家庭でできる英語教育を行うこと)を約3年続けてきて、今最も息子にその効果が大きく表れてきています。
▶4歳|我が家のおうち英語のやり方と現在の成果
正直おうち英語は実践する親にとっては多少なりとも努力が必要です。しかし、おうち英語には、子どもが勉強することなく英語を身につけられることに大きなメリットがあります。
▶おうち英語を行う5つのメリット
今すぐできることもありますので、子どもの未来のため英語教育を始めるかどうか考えてみてください^^

できることから始めましょう♪
1. おうち英語(英語育児)でやるべき基本の3つ

子どもに英語を身につけさせるためには家庭で出来る範囲で、英語圏の子どもと同じような環境を作ることが大事です。
おうち英語で行うべきことは主に3つあります。
①英語のかけ流し
まず実践していただきたいのが「英語のかけ流し」です。
子どもにとにかくたくさん英語の音を聞かせることで英語の音感・リズム感を身につけることができます。
まずは英語の子守歌・童謡を聞かせてみましょう。その後は、アンデルセン等の物語やアニメなどのストーリー、子ども向けの英語番組などをかけ流していきます。
方法としては、今はYou Tubeでたくさん有益な無料コンテンツがあるので、その音を聞かせることができます。また、CDがあれば日々のかけ流しに悩まなくていいので便利です。絵本の音源もかけ流しに大活躍しますよ♪

You Tubeのかけ流しなら今日から始められます。親子で英語の歌を楽しみましょう♪
▶かけ流しに使える英語の歌オススメYouTubeチャンネル10選
▶日常会話をインプットできるかけ流し教材は「さわこの一日・英語版」がオススメ
②英語絵本の読み聞かせ
2つ目は「英語絵本の読み聞かせ」です。
絵本を通して英語圏の文化や英語の文章に触れることができ、学ぶことはとても多いです。
おうち英語の成功の鍵は、子どもにどれだけ英語の本を読ませることができるかにかかっていると言っても過言ではありません。
英語に不慣れな人・正しい発音をしたい人は英語の音源がある絵本を選ぶのがオススメです。You Tubeでは英語で朗読されているものもあるので探してみてください。
英語の絵本を置いている図書館もありますよ♪
毎日の絵本の読み聞かせの時に英語絵本も合わせて読み聞かせを行ってください。
私は息子が1歳になる前から日本語の絵本に合わせて英語絵本を少しずつ読むようになりました。

日本語でも英語でも絵本の読み聞かせは子どもに大きなプラスになりますよ。
▶オススメ著書「1日15分の読み聞かせが本当に頭のいい子を育てる」
③英語の動画
3つ目は「英語の動画視聴」です。
英語の音声を聞きながら映像を見ることで英語への理解がより深まります。
英語の動画は英語のかけ流しと同じで、まずは英語の子守歌・童謡から見せていきましょう。楽しいリズムと楽しい映像で子どもが自然と英語を受け入れてくれます。
英語の歌に慣れたらストーリーのあるもの・アニメ・子ども向け番組などを見せていきます。
動画を見せることで子どもの英語力が伸びていても、子どもが幼いうちは動画の時間はしっかり管理すべきです。
動画は知識は入るかもしれませんが、あくまでも受け身でしかありません。動画を見ることで子どもが自分で考え・行動し・体験する時間が削られてしまいます。
各ご家庭で子どもの動画との付き合い方を考え、動画コンテンツをうまく取り入れてくださいね。

我が家は息子が4歳の今でも動画は1日1時間~1時間半程度に抑えています。
▶「幼児にオススメのYouTube英語チャンネル12選」はこちら
▶英語初心者の子どもには「毎日見るだけ30分」の親子でに続けやすい英語教材ミライコイングリッシシュがオススメ
2. できればやりたい「英語での語りかけ」

英語での語りかけはできればやってほしいことです。「英語の語りかけは必要ない」という考えもありますし、実際に語りかけはせずにバイリンガルに育てた人もいます。
また、英語が苦手な人もいると思いますので、それぞれの考えでおうち英語を進めていけばいいです。
我が家の場合は、英語で語りかけを行うことが子どもが英語を発話するきっかけ(トリガー)となりました。
英語は親も使う身近な日常的な言語だと認識してくれます。そして自分自身の英語力もレベルアップするのでとてもうれしいですよ^〇^
上記のように使い分けができれば子どもが日本語と英語の切替がしやすいです。しかし、難しければ自分ができる時に英語で語りかければ大丈夫です。
難しい英語を話す必要はありません。おうち英語をきっかけにぜひ子どもと一緒に英語に触れ、英語を楽しみましょう♪
英語で語りかけをするメリットについては▶おうち英語で「英語での語りかけ」は必要?オススメする理由・メリットを解説の記事で詳しく解説しています。

苦手でも子どもに語りかけを続けると、親子ともに英語が口から出てきやすくなりますよ。
親の英語力を高めるにはオンライン英会話もオススメですよ♪
3. 「おもちゃ・カード」でさらに英語を身近なものに

子どもがより英語に親しむには、英語のおもちゃやフラッシュカードを取り入れるのが効果的です。
①英語のおもちゃ
英語のおもちゃがあれば子どもが遊びながら自然と英語に親しむことができます。おもちゃは特にこだわらず楽しそうなもの・興味を持ちそうなものを取り入れてみましょう。
①アルファベットシートは貼っておくと自然と子どもの目に留まり、アルファベットに慣れ親しむことができます。
我が家は息子が0歳の時から、ひらがなシートと並べてアルファベットシートをお風呂に貼っていました。そのためアルファベットには早いうちから慣れ親しみ、覚えるのも早かったです。

余談ですが、日本地図や九九のシートもお風呂に貼っておくと自然と覚えやすいですよ♪
②アンパンマンおしゃべりいっぱいことばずかんスーパーデラックスは、絵本をタッチペンでなぞると、その物の名前を音声で教えてくれます。
日本語モード・英語モードが簡単に切り替えできます。日本語モードもあるので言葉を覚え始めた子どもにもオススメです。
みんな大好きアンパンマンのことばずかんは長く使えてタメになるのでとってもオススメです♪
▶アンパンマンおしゃべりいっぱいことばずかんスーパーデラックスについて詳しい記事を見る
③英語の歌が聞ける本は子どもが間違いなく楽しめます。
CDから流れる歌を聞くのではなく、自分がおもちゃを操作して歌が流れてくることが子どもにとってとても楽しいことなんです。
英語の歌が聞ける本は赤ちゃんの時から割と大きくなるまで楽しめますよ♪
うちの息子は最初は聞きながら踊ったりするくらいでしたが、いつの間にか曲に合わせて歌い出してびっくりしたのを覚えています^^
②フラッシュカード
おうち英語でフラッシュカードを取り入れている人もいます。
「お金・学歴・海外経験 3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話」では、絵と英単語が同じ面に印刷されているカードを1秒以内のスピードで読んでいく方法が紹介されています。同じ時間に同じ場所で毎日約2分間行っていたようです。
フラッシュカードは手作りする人もいれば、手っ取り早く購入する人もいます。余裕があればやってみてくださいね。
ただ、フラッシュカードを必ずしも使う必要はないかもしれません。
我が家ではカードを購入したものの正直使いこなせていません。しかし、カードを使わなくても息子は日々の動画や絵本を通していろんな英単語を覚えていますよ♪

子どもの興味に合わせて無理なくやってみましょう。
4. インプットが十分できたら英会話でアウトプット

おうち英語でしっかり英語のインプットができたら次のステップは英会話サービスを使ってのアウトプットです。
英会話教室に通ってもいいですし、オンライン英会話を利用してもいいです。それぞれメリット・デメリットがありますのでよく考えて選択しましょう。
子どもにアウトプットさせようと焦って英会話サービスを利用する必要はありません。▶オンライン英会話を始める前に考えるべきことを参考にしてください。

インプットが十分できてからアウトプットを始めましょう♪
▶グループクラスでやる気が出る「ラングペディア・キッズクラブ」の口コミ
▶3歳でも楽しめるオンライン英会話「ワールドアイキッズ」の口コミ
5. まとめ:おうち英語は無理なくできることから!焦らずコツコツ続けよう

おうち英語初心者がまずやるべきことはこの3つです。
英語の動画を見せる量はご家庭で調整しつつ、英語のかけ流し、英語絵本の読み聞かせを毎日継続してやっていきましょう。
他の子と比べてしまい焦ることもあるかもしれません。ただ、大事なことはそれぞれの家庭でできることをそれぞれのペースで行うことです。
おうち英語は続けることで必ず成果は出ます。子どもがペラペラのバイリンガルになれなくてもおうち英語のメリットはたくさんあります。
幼いうちに英語を少しでも学んでいると後の英語学習が楽になります。また、英語に早くから親しみ、他文化に触れることで子どもは刺激を受け、視野は広がります。
「結局何から始めていいか分からない…」という人は、子ども向けの英語教材を利用するとスムーズにおうち英語を進めることができますよ。

できることからおうち英語をやっていきましょう♪
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