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小学1年生が勉強しないで英検5級に合格?秘密は「おうち英語」にあり

英検は、これまでのおうち英語や英語学習の成果を気軽に測れる人気の検定資格です。

英語経験があるお子さんに、そろそろ英検にチャレンジさせたいと考えている親御さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、小学1年生の息子が英検5級を受けた時の結果や、わが家で実践してきた取り組み、受験を通して感じたメリット・デメリットなどをお伝えします。

「英検5級受験にあたりどんな取り組みをした?」「おうち英語だけで英検5級に合格できる?」と気になる方は、ぜひ参考にしてください。

小1息子の英語力
おうち英語歴5年。ある程度英語は理解できるものの、文章でしっかり話すのはまだ苦手。英語絵本を楽しんだり、オンライン英会話も受講中。

1. 小学1年生の息子が英検5級を受けた結果は?

息子は英検5級を合格しましたが、残念ながら満点合格ではありませんでした。

筆記は25問中2問、リスニングは25問中4問間違えていて、スコアは以下の通りです。

リーディングリスニングトータル
英検
CSEスコア
360/425264/425624/850

英検5級の合格基準は419点なので、十分クリアしていました。

間違えた問題については、本当に分からなかったかもしれませんし、途中で集中力が切れたかもしれません。

しかし、本人はとにかく合格できたことがとてもうれしかったようで、受かったと分かると私の母や主人の母にも報告していました♪私も、息子が検定に向けて頑張って取り組んだことがとてもうれしく感じました。

2. 英検5級を受けた時の息子の英語レベル

小学1年生の5月に英検5級を受けた息子は、英語をある程度理解している状態でした。

  • 英会話で先生の話すことが分かる
  • 簡単な英語を話すことができる
  • 普段から英語の絵本を楽しんでいる

英検公式サイトの5級過去問を解かせてみると内容をだいたい理解していたため、今の英語力を確認する良い機会になると思い受験を決めました。合格すれば自信がつき、英語をもっと頑張るきっかけになるとも感じました。

実は息子が幼稚園の時にも「英検5級を受けさせてみようかな」と考えたことがありました。でも、マークシートを上手に塗りつぶすのはまだ難しそうでしたし、45分間の検定に集中できる気がせず、その時は受験を見送りました。

今の息子に多少なりとも英語力があるのは、1歳頃からおうち英語に取り組んできたおかげです。英語の絵本や動画を楽しんだり、かけ流しで英語耳を育てるなど、取り組みはごく基本的で簡単な方法ばかり。

詳しいおうち英語の内容は以下の記事にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
▶【初心者向け】わが家でもできたおうち英語のやり方|今日から始める基本ステップ

3. 息子の英検5級 合格までの取り組み

息子は英検5級受験の約1ヶ月前から、少しずつ過去問に取り組み始めました。

取り組んだ内容

取り組んだのは、公式サイトの過去問3回分と、問題集の過去問6回分の計9回分です。

  • 英検公式サイトの直近の過去問3回分
  • 英検5級過去6回全問題集の過去問6回分

英検公式サイトには、直近に実施された検定3回分の筆記・リスニングの過去問と回答が掲載されています。この過去問を印刷して取り組みました。

公式サイトに回答用紙は掲載されていなかったため、英検5級過去6回全問題についていた回答用紙をコピーして使いました。

英検5級過去6回全問題集は今だと2025年度版が最新です。

リスニングの音声はアプリやPCで使って聞くことができます。

単語・熟語のドリルなどはやっておらず、過去問のみ取り組みました。

取り組み方

取り組んだ内容でお伝えした、英検公式サイトの直近過去問から練習を始めました。

しかしながら、英検の問題を解くことは小学1年男子にとって楽しいものではなく、本人のやる気や集中力もあまり続かず、毎日取り組むことはできませんでした。

練習できても筆記10問だけ、リスニング5問だけといった日もありました。

本当は受験前に、筆記とリスニングを通して1回分解いてほしかったのですが、結局できずじまいでした。

4. 小学1年生が英検5級を受ける時に大変だと感じたこと

息子が英検5級を受験するにあたり、英語力以前に不安だったのは

  • マークシートをしっかり塗りつぶせるか
  • 解答用紙に順番を間違えずに書けるか
  • 試験時間45分間きちんと集中できるか

ということです。

特に幼児や小学校低学年の場合、女の子と男の子では集中力に差があることが多く、男の子はどうしても遊びたがる傾向があります。

また、息子の場合は本人のやる気がないと練習問題をやってくれず…。その様子を見た私がイライラして怒ってしまい、余計にやる気をなくすという悪循環に陥ることもありました。

受験1週間前になっても、筆記とリスニングの全問題を通して解いたことがなく、「当日の集中力は持つのかな…」と不安に思っていました。

5. 英検5級受験当日の様子

今回の受験は英会話スクールで行われ、少人数だったため落ち着いた雰囲気で受けることができました。息子が一番学年が低く、他には小学校高学年くらいの女の子が数名いました。

試験前には私も一緒に教室に入り、住所や名前など必要事項を代わりに記入しました。

試験が始まる前に私は教室の外へ出ましたが、中からは息子が普段のペースで試験監督の先生に何か話しかけている声が聞こえてきました。

試験終了時間が近づき、教室に戻ると試験を終えた息子がニコニコ笑顔で「楽しかった」と言っていました。(本心かどうかは分かりませんが…笑)

鉛筆や消しゴムを落としたりすることもなかったようで、とにかく、45分間の検定を無事に終えることができてホッとしたと同時に、上の学年のお姉ちゃんたちに混じって「よく頑張った!」という気持ちでいっぱいでした。

6. 英検5級の難易度・内容は?

英検5級は、中学英語の基礎レベル。目安としては「中学初級程度」とされていますが、最近では小学生や幼児の受験も増えています。

●英検5級の試験形式は?

英検5級は「筆記」「リスニング」「スピーキング」の3パートに分かれています。

  • 筆記(25分)
     単語・文法・会話表現の選択問題(20問)
  • リスニング(約20分)
     短い会話や説明文を聞いて答える(25問)
  • スピーキング(約3分)
     録音型面接(※合否には関係なく、任意で一度のみ受験可能)

一次試験の「筆記」「リスニング」は合計45分。回答はすべてマークシート形式です。一次試験の結果のみで合否が判定されます。

● 受験方法は?

英検5級は、紙と鉛筆を使った従来通りの受験方法のみです。

※1日で4技能を測る「英検S-CBT」という受験方法もありますが、5級は対象外です。

● 英検5級の合格点は?

英検5級に合格するためには、CSEスコアで419点以上が必要です。

  • 筆記の満点スコア:425点
  • リスニングの満点スコア:425点

合計850点満点で、419点以上取れれば合格となります。

つまり、結構間違えていても合格しやすい試験です。

ただし、せっかくならできるだけ満点を目指して取り組んでみてくださいね♪

子どもに余裕があるなら4級・5級のダブル受験もあり

息子の場合は、英検5級の45分間を受けるだけで精一杯だったため、同じ日に4級と5級を受ける「ダブル受験」はしませんでした。

しかし、お子さんに4級・5級のダブル受験ができるだけの英語力と集中力がある場合は、一度で2つの級を取得できるのでチャレンジしてみても良いと思います。

7. 英検4・5級を受けるなら「チャレンジキャンペーン」を使おう!

「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」は、英検4級または5級を準会場で受験し、不合格だった場合に、次回と次々回の同一級の検定料が無料になるお得な制度です。

●チャレンジキャンペーンの条件

  • 英検4級または5級を「準会場」で受験する
  • 不合格の場合に、次回もしくは次々回の検定を同じ「準会場」で受験する

「準会場」とは、学校や塾、英会話スクールなど、英検協会が認定した団体が運営する試験会場のことです。英検公式サイトの一般受験者受け入れ団体一覧で確認できます。

準会場で受験すると、検定料が本会場より安くなるのもうれしいポイントです。

実施会場5級受験料
準会場2,500円
本会場4,100円
※2025年度の検定料。準会場でも団体により多少異なる場合があります。

わが家もこの制度を知り、近くの準会場を調べて英会話スクールで受験しました♪

「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」は、不合格でも再チャレンジできるので、初めて英検を受けるお子さんにも安心の制度です。

8. 小学1年生が英検5級にチャレンジするメリット

小学1年生が英検5級にチャレンジするメリットを3つ紹介します。

① 今の英語力が分かる

英検5級にチャレンジすることで、子どもがどこまで英語を理解できているか確認できます。

例えば息子は、「s(複数形)がついているからtheyを選んだ」と言っていて、複数形をきちんと理解していることに気づきました。逆に、まだ文法があやふやな部分も見えたので、今後もっと英語絵本などでインプットしていこうと感じました。

② 集中力アップの練習になる

問題集を解くことで、普段ワークを嫌がる息子も、英検受験をきっかけに机に向かう時間を少し作れました。

45分間集中する練習にもなり(45分間通して集中できたのは受験当日だけでしたが)、小学校低学年のうちから良い経験になりました。

③ 合格でモチベーションが上がる

英検に合格すると子どもは単純にうれしいものです。お子さん自身が「もっとできるかも!」と自信を持ち、次の級(英検4級)へのチャレンジ意欲が高まります。

英検を通じて英語力を伸ばしていくと、将来の受験などでも有利になる可能性があります。

英検は合格率もわりと高いのでぜひチャレンジしてみてください。

9. 小学1年生が英検5級にチャレンジするデメリット

小学1年生が英検5級にチャレンジするデメリットは、「子どもにとって負担になることもある」という点です。

英検5級受験は小学1年生にとっては試験自体が大きなプレッシャーになることがあります。

特に、息子のように普段ワークや問題集に取り組む習慣がない子にとっては、問題集での練習や、マークシートをきちんと塗る作業などが苦痛に感じる場合があります。


英検を受けなくても英語力が高い子はたくさんいますし、無理やり受験させると英語自体が嫌いになる可能性も。

「試験に向いている性格かどうか」「受験することで子どもが楽しいと感じられるか」を考えてからチャレンジするのがおすすめです。時期が来たらまたいつでも受験することができますよ♪

まとめ:英検5級で子どもの自信とやる気を育てよう!

英検5級に挑戦することで、子どもの今の英語力を客観的に確認でき、合格すれば大きな自信となり、英語へのモチベーションアップにもつながります。

もちろん無理をする必要はありませんが、英検を上手に活用することで、これからの英語学習の目標ができたり、さらに英語を好きになるきっかけになるはずです。

英検対策はオンライン英会話でも可能です。日本語でも英語でも丁寧に対応してくれる「スモールワールド」なら、お子さん一人ひとりに合った内容でレッスンを進めてくれます。

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