子どもの英語教育を考える時、インターナショナルスクールが頭をよぎったことはないでしょうか。
わが家も漠然とあこがれはありました。ただ、金銭面のハードルが高い気がして選択肢からは外し、具体的に調べたことはほとんどありません。
当記事では、インターナショナルスクール(以下、インター)に興味がある方に向けて、メリットや注意点、年間の費用などを調査しました。
全国14校の学費を調べて比べたほか、大阪府内で小学部の費用を公表している7校も一覧にしています。
記事を読んで、インターがご家庭の選択の1つになるか判断してみてください。
インターナショナルスクールで得られるメリット
インターに通うと、実際にどんなメリットがあるのかをまとめました。
教科そのものを、英語で理解するようになる

インターに通うメリットの1つは、教科そのものを英語で学べることです。
インターでは、算数や理科の授業も英語で行われます。算数の問題を英語で読み、理科の実験の結果を英語でまとめる。その積み重ねで、教科の理解と英語の力を同時に育てていきます。
英語を勉強する時間があるのではなく、学校で過ごす時間そのものが英語で動いていきます。先生の説明も、教科書も、友達との話し合いも英語です。
日本の小学校では、小学3年生から外国語活動が始まり、5年生から外国語科の授業になります。英語は「習う科目の1つ」に過ぎません。

英語を教わるのではなく、英語で教わる。ここが日本の学校といちばん違うところです。
友達の国籍を気にしなくなる

いろいろな国の友達ができることも、インターならではです。毎日いろいろな国の子どもと過ごしていると、国籍を特別なものとして意識しなくなっていきます。
大人は「どこの国の子なの?」と気にします。子ども同士は、そもそも相手の国籍を知らないまま友達になっていることも珍しくありません。
よく「国際感覚が身につく」と言われます。実際に起きているのは、国籍を意識しない友達関係が自然にできるということです。
海外への進学という道が広がる

インターに通うメリットとして、海外の大学への進学も選択肢に入れやすいことがあげられます。絶対ではないにしろ、インターに入れば英語が得意になる可能性は高くなるからです。
インターの中には、国際バカロレア(IB)という国際的な教育の仕組みを取り入れている学校があります。高校生の年代でIBを修了すると、海外の大学に出願する時に使える資格が得られます。
日本の高校を卒業して海外の大学を目指す場合、英語力の証明や、日本の成績を海外の基準に置き換える手続きが必要になります。IBは世界共通の仕組みなので、その手間が少なくて済みます。
ただし、大学ごとに必要な点数や指定された科目が違います。資格があれば合格するというものではありません。
国際バカロレア(IB)についてもう少し詳しく
国際バカロレア(IB)は、国際バカロレア機構が提供する3歳から19歳までの教育プログラムです(日本国内のIB認定校は、2026年6月30日時点で220校)。
年齢によって3つに分かれています。
- PYP(3〜12歳・小学生の年代)
- MYP(11〜16歳・中学生の年代)
- DP(16〜19歳・高校生の年代)
海外の大学に出願する時に使えるのは、高校生の年代であるDPを修了して得られる資格です。
インターナショナルスクールを選ぶ時の注意点

インターは学校によって仕組みが大きく違います。まず、日本の学校と決定的に違うところから見ていきます。
日本の学校とは法律上の位置づけが違う
インターには、日本の法律で定められた学校(一条校=学校教育法で「学校」と決められている、公立や私立の小学校などのこと)、各種学校、認可を受けていない施設があります。「インター」という名前だけでは区別できません。
日本国籍の子どもが一条校でないインターに通っても、法律上の就学義務を果たしたことにはなりません。
就学義務を果たしていない場合の具体的な扱いは、お住まいの自治体によって違います。そのため、インターを検討する段階で、学校の種別と、自治体の教育委員会がどう扱うかを確認してください。
日本の学校とは学ぶ内容や順序が違う
インターでは、日本の学校と同じ時期に同じ内容を学ぶとは限りません。
日本の小学校は学習指導要領にそって教育課程を組みます。一方、インターが採用する教育の仕組みは学校ごとに違います。どちらが多く学べるかは、学校ごとに確認するしかありません。
この違いは、日本の学校へ移る時にも影響します。インターで学んだ内容が日本の学年の進み方と合っていない場合、受け入れる学校が学習の状況を確認したうえで、本来の学年より下の学年での受け入れを検討することがあります。
日本の大学に入るには条件がある
国内のインターを卒業しただけでは、日本の高校や大学の入学資格を得られない場合があります。
日本の大学に入るには、以下のいずれかに該当する必要があります。
- 日本の高校を卒業している
- 国際バカロレアなどの、外国の大学入学資格を持っている
- 国際的な評価団体(WASC・CIS・ACSI・NEASC・Cognia・COBIS)に認定された学校で、12年の課程を修了している
- 日本が「外国の高校にあたる」と指定した学校を修了している
(この4つの条件は、文部科学省「大学入学資格について」の「外国において学校教育における12年の課程を修了した者に準ずる者」の項目を参照)
インターを卒業しても、上記のような評価団体の認定を受けていない学校であれば、日本の大学に出願できません。
どれにもあてはまらない場合は、高等学校卒業程度認定試験を受けるか、大学ごとの個別審査を受けることになります。
その他の注意点
インターを検討する上で、確認しておきたいその他のポイントを紹介します。
- 在籍している子どもの国籍の割合
- 1日のうち英語で過ごす時間
- 入学時に英語が話せなかった子が、どのくらいで慣れたか

これらもインターによって異なりますので、気になれば学校へ直接問い合わせてみてもいいかもしれません。
インターナショナルスクールの学費

インターの学費は、学校によって大きく違います。
今回、全国14校のインターの公開されている金額を比較しました。対象は小学部があり、年間費用を公式サイトで公表している学校。その上で、地域が偏らないように1都道府県あたり原則1校(東京のみ3校)にしました。
年間の学費はインターによって2倍ほど違う
以下の表は、2026〜27年度の小学1〜5年生にあたる学年の年間費用です。(※インターによって小学6年生から中学部にあたる区分に入るため、1〜5年生で揃えて比べています。)
授業料に加えて、毎年かならずかかる費用(施設維持費など)を足し、「1年間にかかる費用」を算出しました。「入学時にかかる費用」は表の右端に載せています。1年間にかかる費用が安い順に並べています。
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| 学校 | 所在地 | 1年間にかかる費用 | 入学時にかかる費用 |
|---|---|---|---|
| KIUアカデミー | 京都府京田辺市 | 1,153,000円 | 325,000円 |
| 東北インターナショナルスクール | 宮城県仙台市 | 1,340,000円 | 415,000円 |
| オキナワインターナショナルスクール | 沖縄県南城市 | 1,684,000円(税込) | 456,500円 |
| 幕張インターナショナルスクール | 千葉県千葉市 | 1,740,000円 | 620,000円 |
| 北海道インターナショナルスクール | 北海道札幌市 | 1,824,000円 | 220,000円 |
| ワンワールドインターナショナルスクール大阪 | 大阪府大阪市 | 1,835,800円(税込) | 80,000円 |
| 福岡インターナショナルスクール | 福岡県福岡市 | 2,116,800円 | 902,000円 |
| 名古屋インターナショナルスクール | 愛知県名古屋市 | 2,950,000円 | 1,050,000円 |
| カネディアン・アカデミイ | 兵庫県神戸市 | 3,010,000円 | 1,090,000円 |
| ブリティッシュ・スクール・イン・東京 | 東京都港区 | 3,060,000円 | 1,220,000円 |
| セント・メリーズ・インターナショナル・スクール | 東京都世田谷区 | 3,060,000円 | 1,450,000円 |
| 東京インターナショナルスクール | 東京都港区 | 3,300,000円 | 1,430,000円 |
| 横浜インターナショナルスクール | 神奈川県横浜市 | 3,609,000円 | 1,530,000円 |
| アメリカンスクール・イン・ジャパン | 東京都調布市 | 3,748,000円 | 1,875,000円 |
※ 公式サイトに「税込」と書かれていた学校だけ、金額のうしろに(税込)と入れています。書かれていない学校は、(税込)の記載は特にありませんでした。
インターの1年間の費用は115万円から375万円と、学校によって3倍以上の開きがあります。
14校の平均は約246万円でした。
インターと日本の学校の学費を比較
インターの学費と、日本の小学校でかかる費用を比べてみます。
公立・私立の金額は、文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」で、保護者が実際に支払った金額の平均です(授業料・学用品・制服・通学費・修学旅行費などを含む「学校教育費」)。
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| 学校の種類 | 1年間にかかる費用 |
|---|---|
| 公立小学校 | 74,336円 |
| 私立小学校 | 978,271円 |
| インター(調べた14校の平均) | 約2,460,000円 |
公立・私立の金額には制服代や通学費も入っていますが、インターの金額は授業料と毎年かかる費用だけなので、制服・通学バス・給食は別にかかります。
また、どちらの金額にも入学時の費用は入っていません。(1年目だけにかかるお金なので、毎年の費用と足すと年あたりの金額がゆがむためです。)
インターの1年分の費用は私立小学校の2倍以上、公立小学校とは桁違いの差があります。
正直なところ、簡単に選べる金額ではありません。ただ、毎日を英語で過ごす環境にどれだけの価値を置くかは、ご家庭によって変わるところだと思います。
学費のほかに、インターにはどんなお金がかかるか
インターでは、学費のほかにも学校へ払うお金と、学校の外で使うお金がかかります。順に見ていきます。
各校の公式サイトを見ると、学費とは別に以下の費用がかかるようです。
- 通学バス
- 給食・食事
- 制服・指定の体育着
- 傷害保険、PTA会費、端末の管理費、図書館費など
金額は学校によって大きく違うので、気になる学校に直接確認してみてください。
このほか、日本語を補うための学習が必要になる家庭もあります。学校で日本語に触れる時間が限られるためです。
インターに通うにあたりお金以外に必要なもの

インターでの生活を続けるには、お金のほかにも家庭が担うことがあります。例えば、以下のようなことです。
- 送迎
- 学校との連絡や、行事への参加
- 日本語と、日本の文化に触れる時間
- 家庭で英語に触れる時間
通学バスを使わない場合は、毎日の送迎が必要になります。通学時間が長いと、帰宅後の宿題やお風呂まで含めて、家族の生活時間そのものが変わります。
学校との連絡は、英語でやりとりする場面があります。お便りや面談、行事の案内も英語のことがあるため、保護者にもある程度の英語力が求められます。
日本語と日本の文化は、家庭で意識して触れる機会を作ることになります。学校で日本語を使う時間が限られるぶん、読み書きだけでなく、日本の行事や童謡などにも触れる時間が必要になるかもしれません。
意外に思われるかもしれませんが、インターに入れたら、あとは学校にお任せ、とはいきません。英語が追いつかない時期があれば、家庭でも読書や会話でフォローすることになります。学校に入れて終わりではなく、家庭での取り組みが必要になる場面はあります。
インターを検討するときは、費用と一緒に、このあたりも頭に入れておくといいかもしれません。
大阪のインターならワンワールドインターナショナルスクール大阪

大阪でインターを探している方に向けて、大阪のインターナショナルスクールであるワンワールドインターナショナルスクール大阪校(以下、ワンワールド大阪校)を紹介します。
※ 大阪以外にお住まいの方は、ここを読み飛ばして「インターに入るのが難しい場合に家庭でできること」へ進んでください。
大阪のほかのインターより費用が抑えられている
インターを検討する時、見落としやすいのが入学時にかかる費用です。申請料・登録料・施設整備費などで、100万円を超える学校も珍しくありません。
大阪府内のインターナショナルスクールを調べ、小学部があり、年間費用を公式サイトで公表している7校を並べました。
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| 学校 | 所在地 | 1年間にかかる費用 | 入学時にかかる費用 |
|---|---|---|---|
| チャーチ・オブ・プレイズ・インターナショナル・クリスチャン・スクール※1 | 池田市 | 792,000円 | 記載なし |
| ワンワールドインターナショナルスクール大阪 | 大阪市 | 1,835,800円(税込) | 80,000円 |
| ハーバーフロント インターナショナルスクール※2 | 大阪市西区 | 1,859,000円 | 225,000円 |
| AICJインターナショナルスクール大阪校※3 | 吹田市 | 1,980,000円 | 320,000円 |
| 大阪YMCAインターナショナルスクール※4 | 大阪市北区 | 2,021,000円 | 330,000円 |
| アブロードインターナショナルスクール大阪校 | 大阪市生野区 | 2,105,000円(税込) | 530,000円 |
| 関西学院大阪インターナショナルスクール | 箕面市 | 2,275,000円 | 370,000円 |
※ 金額は各校の公式サイトに載っている額です。どの学校も、通学バス・給食・制服などは別料金です。金額に含まれる範囲は学校によって違うので、下の注記もあわせてご覧ください。
※1 チャーチ・オブ・プレイズは英語と日本語の両方で主要な教科を学ぶと公式サイトに書かれています。入学時の費用は記載が見あたりませんでした。
※2 ハーバーフロントの金額は授業料だけです。このほかに給食費(年16万5,000円)などがかかります。
※3 AICJ大阪校は、2027年4月から授業料が上がる予定と公式サイトに書かれています。
※4 大阪YMCAは小学1〜3年生の金額です(4〜5年生は2,071,000円)。
1年間の費用は、7校のうち2番目に軽い金額でした。
いちばん安いのはチャーチ・オブ・プレイズですが、この学校は英語と日本語の両方で主要な教科を学ぶと公式サイトに書かれています。1日のうちどれだけ英語で過ごせるかは、公表されていません。
3番目に安いハーバーフロントは、表の金額が授業料だけです。給食費(年16万5,000円)などを足すと、ワンワールド大阪校より高くなります。
つまり金額の順番だけでは、どこが安いとは言えません。何が含まれているか、1日のうち何時間を英語で過ごせるかまで見て、はじめて比べられます。

ワンワールド大阪校の入学時にかかる費用は申請料の8万円だけです。入学時の費用が分かるほかの5校は22万円から53万円なので比較的安く抑えられます。全国14校で見ても、入学時にかかる費用がいちばん軽い負担でした。
同じ「インターナショナルスクール」でも、1日のうち英語で過ごす時間や、金額に含まれる範囲は学校によって違います。気になる学校が見つかったら、金額の内訳まで確認してみてください。
少人数で、先生は全員が教育資格あり
ワンワールドインターナショナルスクール大阪校の1クラスの人数は18人以下です。18人以下は先生が一人ひとりの様子を把握しやすい規模です。
先生については、全員が学士号以上の教育資格を持ち、教育経験が豊富なので安心してお子さんを任せられます。
また、小学生の年代を対象とした国際バカロレアのPYP認定候補校です。認定されると、自分で問いを立てて調べ、考えをまとめて伝えるという国際バカロレアの学び方が、正式な形で受けられるようになります。
ただし「候補校」は認定待ちの状態で、認定が約束されているわけではありません。入学を決める前に、今どの段階にあるかを学校に確認しておくと安心です。
2029年には、高校卒業まで通える学校になる
ワンワールド大阪校は、現在3歳から15歳まで(幼児部からGrade 9)が対象です。そして2027年にGrade 10、2028年にGrade 11、2029年にGrade 12を開設する予定と公式サイトに書かれています。
つまり2029年には、高校を卒業する年代まで通える学校になります。入学した子どもが進級していくのに合わせて、学年が増えていく形です。
インターには小学部までしかない学校や、中学部までで終わる学校もあります。その場合は卒業のタイミングで次の学校を探すことになるので、途中で学校を探し直す必要がないのは、長く通うことを考えている家庭には心強いところです。
運営は22年の実績があるグループ
ワンワールドインターナショナルスクールは、シンガポールを中心に4カ国で11校を運営するグループで、22年の歴史があります。グループ全体では70以上の国籍の子どもが在籍しているとのことです。
大阪校そのものは新しい学校ですが、運営しているグループには長い実績があります。新しい学校を検討するときに気になる「続けて通えるか」という点では、安心材料のひとつになります。
プリスクール(幼児教育)から入るのがおすすめ
ワンワールドインターナショナルスクール大阪校の公式サイトには、小学1年生からの入学を希望する家庭がとても多く、定員がすぐに埋まってしまうようです。確実に入学したい場合は、まず幼児教育(プリスクール)から入るのが確実な方法だとのこと。
わが家の経験から言っても、英語は小学生から始めるよりも幼児期のほうが自然に受け入れられると感じています。小学校から入れることを考えているなら、幼児のうちから入るのがいいかもしれません。
気になったら、まず学校見学へ
ワンワールド大阪校では、学校見学・オープンキャンパス・体験デーが用意されています。
ここまで費用や仕組みを見てきましたが、在校生や先生、学校全体の雰囲気を知るには実際に見てみるのが一番です。
体験デーなら、子どもが実際の授業に参加できます。入学を決める前に、親子で一度足を運んでみてください。体験デーの日程は公式サイトで確認できます。

気になることがあれば直接聞いてみましょう。
インターに入るのが難しい場合に家庭でできること

インターに入るのが難しい場合、ご家庭で英語に触れさせることで英語力を身につける方法(おうち英語)もあります。
わが家はインターは選択肢になかったため、おうち英語で子どもに英語に触れさせてきました。
わが家は、家庭で英語を続けてきました
わが家は、息子が0歳の頃から家庭で英語に触れさせてきました。動画や音声の教材やyou tube、英語絵本の読み聞かせ、オンライン英会話などです。
記事執筆時7歳(小学2年生)の息子は、動画や音声の英語を聞いて、内容を理解できています。日本語に訳さずに、 英語を英語で理解できている様子です。
英語を話す力も多少は身についており、英語で簡単なやりとりができます。小学1年生の時には英検4級も取得しました。
2026年9月時点(息子が小学2年生のとき)までに使った金額は、累計で22万486円でした。教材・英語絵本・オンライン英会話・英語絵本が読み放題になる月額サービスなどを合わせた金額です。
おうち英語には限界がある

おうち英語を6年続けてきて、できたこともあれば、できなかったこともあります。
できたのは、英語を聞いて内容が分かるようになったこと。英語を話す力も、多少は身についています。教材や英会話スクールを選んで続けていけば、ここまでは家庭でもたどり着けました。
いっぽうで、1日の大半を英語で過ごす環境は、家庭では作れません。英語で算数や理科を学ぶことも、いろいろな国の友だちと毎日過ごすことも、家庭では再現できませんでした。
家庭でできるのは「英語に親しむこと」までだと感じています。英語で学ぶ環境そのものがほしいなら、インターにしかないものがあります。
それに、おうち英語は家庭が教材を選び、続ける役目をずっと担うことになります。費用は抑えられますが、そのぶん親の時間と判断が必要です。
インターとおうち英語、どちらを選ぶか

インターとおうち英語では、得られる環境も家庭の関わり方も異なります。費用だけでなく、ご家庭で何を優先したいかによって選択は変わります。
| インター | わが家のおうち英語 | |
|---|---|---|
| 費用 | 年間およそ246万円 | 累計22万486円 |
| 集計条件 | 全国14校の平均 小学1〜5年生相当 | 2026年9月時点 息子が小学2年生の時まで |
インターの246万円は、1年間にかかる費用です。おうち英語の22万486円は、わが家が2026年9月までに使った累計額です。学校教育と家庭での取り組みを、同じ条件で比べた数字ではありません。
毎日の英語環境や多国籍な学びを重視し、費用や家庭の負担も含めて無理なく続けられるのであれば、インターも選択肢のひとつです。英語を日常的に使いながら学べる環境そのものに、大きな魅力を感じる家庭も多いでしょう。
一方、費用や通学時間がネックになる場合は、おうち英語も選択肢になります。英語教材や英語の絵本・動画などを利用して、子どもが英語に触れる時間を作っていく方法です。
家計、通学時間、親が担えること、子どもに用意したい環境など、各家庭での優先順位が、選ぶための基準になります。
まとめ|インターで得られるものと、確かめたいこと
この記事で調べたことを、最後に整理します。
インターで得られるもの
- 英語を習うのではなく、英語で算数や理科を学べます。学校で過ごす時間そのものが英語になります
- いろいろな国の友達と毎日過ごせます。国籍を意識しない関係が自然にできていきます
- 国際バカロレアを修了すれば、海外の大学への道が開けます。
入る前に確かめたいこと
- 1年間の費用は115万円から375万円(全国14校の平均は約246万円)。通学バス・給食・制服は別料金です
- 学校によって法律上の扱いも、卒業後の進学資格も違います。国際的な評価団体の認定を受けているか、学校に聞いてみてください
- 同じ「インター」でも1日のうち英語で過ごす時間は学校ごとに違います。金額だけでは比べられません
費用と家庭の負担を続けられるなら、インターのように毎日を英語で過ごせる環境は、家庭では用意できないものです。選択肢に入れる価値は十分にあります。
費用や通学のハードルが高いと感じたなら、おうち英語を検討してみましょう。インターと同じ環境を作ることはできませんが、英語環境を作り、子どもの英語力を育むことはできます。
参考▶ おうち英語の始め方を見る

インターでも、おうち英語でも、ご家庭に合う方法が見つかりますように♪



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