「子どもに英語を習得させたいけれどどう進めていいか分からない…。」
「自分なりにおうち英語を進めているけれどこれでいいのか…」
そんな悩みを抱えている全ての方に読んでいただきたい本が「世界で活躍する子の英語力の育て方」です。
子どもの英語力を育てるための取り組みが詳細に書いてありますので、おうち英語に取り組む上で大変参考になります。
当記事では、子どもの英語力を絶対に育てたい!と考えているなら読んでほしいこちらの本について紹介します。
この本は一度読んだくらいでは頭に入りません。(私だけでしょうか…)繰り返し読めるように購入するのがオススメです。
1. 「世界で活躍する子の<英語力>の育て方」とは?
タイトル | 世界で活躍する子の<英語力>の育て方 |
著者 | 船津 徹 |
出版社 | 大和書房 |
発売日 | 2019/6/20 |
25年以上にわたりアジアの子どもの英語教育に関わり、4500人以上の子どもたちの英語習得に携わった著者。
この本ではそんな彼が日本人の子どもが日本にいながら英語力を身につける方法を紹介しています。
『「英語格差」=「所得格差」』、
船津 徹『世界で活躍する子の<英語力>の育て方』帯より引用(大和書房、2019)
「英会話教室に通わず、海外留学せず、トップレベルの英語力をつける」
これは帯に書かれていた言葉。気になったらとにかく読んでみてくださいね。
2. 「世界で活躍する子の<英語力>の育て方」で学べること
本で書かれていることはすべてタメになるのですが、本から学べることを3つにしぼってお伝えします。
① 英語習得に必要なことは「リーディング力」
子どもの英語力を育てるには英会話レッスンが重要なのでは…と思いがちですが、この本ではリーディング力の重要さについて書かれています!!
そう、子どもが真の英語力を身につけるにはリーディング力が必須なのです。
子どもがリーディング力を身につけるには、英語を自分で読めるようにして、その時その時でレベルに応じた本を読みこなしていくことが大切です。
子どもが英語の本(リーダーズ)を読む際の注意点としては以下の2点が挙げられていました。
・「難しすぎる本」「長すぎる本」を読ませない
・「理解しているか確認する」こと
ついついやってしまいがちですが、気をつけたいですね。
② 目標は中学~高校時代に「CEFR B2レベル」
この本でのゴールは中学~高校時代に英語「CEFR B2レベル」です。
(「CEFR B2レベル」とは英検準1級程度の英語レベル。英語でハリーポッターが読めるようなレベルです。)
やみくもに「バイリンガル」という相当ハードルの高い目標を掲げるだけでは、漠然とし過ぎていて学習が進めにくいです。
もっと細かい期間での目標や具体的な目標が必要になります。
著書では次のように目標を掲げています。
・小学5年生までに英検2級合格
・フォニックスで文学学習を始めて7~8年かけて「CEFR B2レベル」
目標があるとその目標達成に向けて動きやすいですよね。
③ 目標達成に向けての学習スケジュール
著書では英語学習をスタートする年齢によって、どのように学習を進めていったらいいかを教えてくれています。
2~3歳でスタートする場合、4~5歳でスタートする場合、6歳以上でスタートする場合等です。
例えば2歳なら、まず英語の「わらべ歌」をかけ流すことから始めることが推奨されています。そしてかけ流す時の注意点、どんな歌をかけ流したらいいか等細かく書かれています。
この本を読んだ時「今子どもは2歳。これまでこの程度進めてきたから、今後はこうしていこう」といった具体的な学習内容を考えるきっかけとなりました。
おうち英語を新たに頑張る気持ちになりましたよ♪
3. まとめ(おうち英語を頑張るなら関連本は読んでおこう)
「世界で活躍する子の英語力の育て方」では、英語ができることで子どもがいかに得をするか、英語ができるメリットについても書かれています。
本を読んで、やっぱり子どもには英語ができるようになってほしいなと強く感じました。
私自身が英語ができずに苦労した分、子どもにはちょっとでも楽をさせてあげたいです。
子どもの英語力に関する本・おうち英語に関する本などを参考にしつつ、子どもが英語ができるようになる環境作りに力を入れていきたいですね。
おうち英語をスムーズに行うには英語教材をプラスして使うのもオススメです。「英語教材を探したい!」という方は幼児向け英語教材ランキングをご覧ください。
一緒におうち英語頑張りましょう!
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