こんにちは。ごろたママです。
英語育児をしていると、多くの人がORTを取り入れていることが分かります。
ORTとは、Oxford Reading Tree(オックスフォード・リーディング・ツリー)の略で、イギリスの小学校の約80%が使っている国語の教科書です。10段階のレベルに分類されており、200話以上あります。ネイティブの子どもたちが使っており、本物の英語を学べます。
ORTの評判はとてもいいからずっと気になってたよ!
この記事では、このORTについて詳しく解説された本「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」を紹介します。
ごろたママはこの本を読んで、以前から気になっていたORTをやっぱり英語育児に取り入れたいと強く思いました!!
この本を読めばORTが皆に愛されている理由が分かります!!
この記事をおすすめする人
☆ORTが気になっている人、もしくは今から始めようと思っている人
☆ORTを取り入れているが何がいいのかよく理解していない人
☆「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」を読もうと思っている人
☆子どものリーディングの読み物を探している人
ORTの魅力を存分に知ることができるのでぜひ最後までお付き合いください(^○^)
1. 「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」の特徴
「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」は、2007年に発売されており、随分前の本なのですが、その価値は全く衰えていないです。
著者は古川昭夫さん、宮下いづみさんのお二人で、日本人の英語学習者が本物の英語を学ぶためにはORTが適していると考え、この本を出版されました。
ORTを読んで、聞いて、学べるよう8冊分の本がCDつきで収録されています。
そしてStageごとに英語表現について解説されています。
この本を読むとORTについて詳しく分かるよ!!
音読や聞き取りのコツ、読み聞かせのポイント、さらには英語多読についても解説されています。
ORTを始める前にぜひ読んでみてほしいです(^^♪
2. 「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」で分かること3つ
この本を読んで分かることは大きく3つ!
①ORTで学べることが分かる!
「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」では、Stageごとに英語の表現について解説されています。
解説を読むと、短いストーリーの中のシンプルな表現にさえ、いろいろな学びがあることが分かります。
例えば、ORTの中で「Kipper」「Biff」「Chip」と名前が出てきます。
ここでは「英語で名前を書くときに最初は大文字で書く」ということを知らない子どもでも、自然にそのルールを学べます。
このようにORTを読めば英語の表現が自然と身につくようになっています。
自然と本物の英語が学べるんです!
Stageが進むにつれてもちろん難易度が上がっていきます。
aやtheの使い方であったり、接続詞のルールだったり、動詞の意味は複数あることだったり・・。
より高度な表現を習得することができるようになり、表現の幅が広がります。
この本の解説は、英語の授業で学ばなかったことや、学んでいても覚えていないことも書かれていて自分自身もとても勉強になります。
こんなテキストが学生時代にあったら良かったのにな~と思ったよ!
ストーリーの中の英語表現についてこんなに詳しく解説された本を、ごろたママはこれまで見たことがありませんでした。
ただORTは解説で学ぶのではなく、ORTを読みこなすと解説された内容が自然に身につくようになるんです!
この本の中で詳しく解説されているからこそ、ORTの良さが分かりました。
②音読・読み聞かせのポイントなどORTの使い方が分かる!
「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」には、音読・読み聞かせのポイントが書かれています。
また、CDを使いながらどのように読み進めていけばいいか効果的な学習方法についても述べられています。
例えばCDの音をよく聞いて、抑揚・強弱・間の空け方を真似することが大事と記載されています。
和製英語など自己流で読んでしまいそうな単語もありますし、完璧でなくても、正しい音声に近づけることが大事ですよね。
日頃の英語絵本も音源を聞いて読み聞かせするのがいいんだろうね~
他にもORTの絵を見ながらいろんなものを英語で表現してみたり、絵に合わせて適当に話を作ってみたりすることが紹介されています。
英語力が伸びてくると、子どもが知っている言葉を組み合わせて話を作る事例が多くあると書かれています。
そう、ORTをただ読んで理解して終わりなのではなく、絵からも学びがたくさんあるんです。
日頃読んでいる絵本も、絵を見てもっといろんな話ができそう!
その他にも音読・読み聞かせのポイントが書かれていますが、ORTに限らず実践できることですよ!
③多読をするためのポイントが分かる!
「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」では英語力を伸ばす最適な方法は「多読」であると考え、多読をするためのポイントも書かれています。
英語の多読とは、英語の本をたくさん楽しんで読むことです。①辞書を引かない!②分からない所は飛ばす!③楽しめないものはやめる!が基本的なポイントです。自分に合ったレベルの本を大量に読むことで英語力を上げるというものです。
この多読ですが、多くの英語教育関連の本でその重要性について書かれています。
多読こそ英語力を身につけるための手段だよ!
例えばこの本では、多読をする時には自分の実力で容易に読める本を選ぶことをおすすめしています。
確かに本に収録されているORTはごろたママ的にはまだ読みやすく、楽しめました。
分からない表現もあるけれど、絵を見てだいたい想像できます。
今までは、英文を正しく訳そうと努めていたため、分からない単語・表現に出合った時に立ち止まってしまっていました。
多読では細かく理解する必要はなく、前後の分や絵から想像することが大事!
それができるような自分のレベルに合った英語本を読んでいくことが大事!
結果、多読により、理解できる語彙・表現を増やし、徐々にレベルを上げていくことができます。
以前読んでいた英語本で途中やめになってしまっているものがあります。
ストーリーは面白いんですが、分からない表現も多く、レベル的にごろたママが多読をする上では合ってなかったんですね。
難しい本に挑戦することばかりがいいわけではないんですね!
3. ORTが英語教材としておすすめな理由3つ
「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」を読んで、ORTってやっぱり魅力的だと感じました!
理由は3つ!!
①本物の英語が身につく!
ORTはイギリスの小学校の80%で使われている教科書です。
ストーリーは現地の子どもたちが経験する日常的な内容で、イギリスの文化を知ることができます。
何より普段使われている生きた英語でいろいろな表現を学ぶことができます。
自然な英文をたくさん読んで、脳の中に実例を蓄積することで正しく使えるようになるんです。
目指すのは「本物の英語」だよね!
②多読に適している!
ORTは、基本的な単語・表現の使用率が高く、同じ単語や表現が何度も出てくるので語彙や文法が理解しやすく、多読に適していると書かれてあります。
多くの教材がありますが、シリーズ化されていて、徐々に難易度が上がっていくタイプの本は取り入れやすいです!
ORTのシリーズは登場人物が同じなので読み進めやすいね!
③ストーリー・絵が楽しい!
この本ではORT8冊分が収録されており、実際のストーリーを見ることができます。
実際に読んだ感想は、単純に楽しく読めていいなと思いました。
1冊ごとにストーリーは完結しますが、登場人物や設定が同じなので読みやすいです。
そして以前からORTのイラストは味があると思っていましたが、やっぱり好きです!
英語の教材を選ぶポイントは、自分や子どもがいいなと感じるものを選ぶこと!
4. 「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」を読んでみよう!
幼児向けの英語教材を選ぶ上で、その効果はもちろん実際使ってみないと分かりません。
ただ、自分で納得していいと思って使うのと、そうでないのとは大違いです。
「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」を読んでORTの魅力が十分分かり、だから皆にこれほどまで愛されているということが分かりました。
ORTはぜひ取り入れたいです。
そして多読の重要性も再確認しました。
子どもにも多読にチャレンジして欲しいし、自分自身の英語力を高めるためにも子どもと一緒に多読にチャレンジしたいと思います!!
この記事でこの本やORTの良さについてまとめましたが、ぜひ一度手に取って読んでみてね(^^♪
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